くすりの豆知識

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薬は、水で飲むの?お湯で飲むの?お茶でもいいの?

錠剤やカプセル、粉薬を飲むときは、コップ1杯(180~200ミリリットル程度)の水やぬるま湯と一緒に飲むとよいとされています。
薬だけを飲み込むと、食道や胃の粘膜に直接触れることで、粘膜が刺激されて消化器官が炎症などを起こすことがあります。
水分と薬を同時に飲み込むことで、有効成分が溶け出しやすくなるように、服用薬は製造されています。
カフェインを多く含む緑茶、紅茶、コーヒーなどは、薬の作用が強く出て副作用を起こす場合がありますので、コーヒーや紅茶などを飲んだ場合、30分以上あけてから薬を飲むようにしてください。

口の中で溶けるお薬の飲み方

OD錠と呼ばれる「口の中で溶ける薬」は、唾液程度の少量の水で溶けるため、水なしでも服用できる薬です。
また水と一緒に飲んでいただいても、薬の効果や効き目の早さの違いはありません。
このようにOD錠はとても便利な薬ですが、全ての薬にOD錠のタイプがあるわけではないため、希望する場合は、医師や薬剤師に処方される薬のOD錠があるかどうかを確認してみてください。

薬の有効期限

薬にも使用期限があります。
これは製薬メーカーが保証した期間であり、一般的に6か月~3年となっています。
ただし、この使用期限とは、一定範囲の温度で保管し、未開封の場合の期間となっているため、一度開封してしまうと有効成分や品質、性状の変化などが様々な影響を受け、効き目が悪くなってしまうばかりか、毒性が増して体に有害な物質に変質することもあります。
よって、使用期限内であっても、開封後半年を過ぎてしまった薬は使わないようにしましょう。

薬の保存方法について

保管に適した温度や湿度、冷所保管や光の照射など、薬の保管方法は様々です。
温度については、冷蔵保存の場合は4℃、冷所保管:15℃以下、室温保存:1~30℃が適温とされています。
座薬などは、温度の高いところに置いておくと、薬が溶けてしまい使えなくなってしまいます。
このように保管方法が悪いと、薬の使用期限内でも効果がなくなってしまう場合があります。
適切な保存方法については、薬剤師にご確認ください。

残った薬について

病院や薬局でもらった薬が残ったとしても、後日同じような症状が起きたときに使用しないようにして下さい。
自己判断で服用すると、効果がなかったり、思わぬ副作用がでる可能性もありますので、医師や薬剤師の指示にしたがって正しい服用を行いましょう。
飲み忘れなどによって残った薬については、捨てていただくか薬局にご持参ください。
当薬局では、残った薬をお持ちいただくための「残薬バッグ」をご用意していますので、お気軽に薬剤師にお声掛けください。

お問い合わせ

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